2008年9月28日日曜日

「弁当の献立表」と「メタボ情報」・22

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 ▼おいしいメタボ撃退レシピ 【9月3日・更新】
  ▼メタボリック予防と改善【食事編】
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メタボリック予防と改善【生活編】
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◆ 近年、「メタボリックシンドローム」という言葉は急速に広まり、"太っていればメタボ"と、太っている人の代名詞のように使われることが多くなりました。
お腹がでっぷりとせり出したような、中高年男性に多い「内臓脂肪型肥満」が健康的ではないこと、そして、生活習慣を改善しましょう、といった雰囲気が社会の中に芽生え始めていることは、私達の健康を考えるうえで、大変大きな一歩であったと言えます。

 しかし、「メタボリックシンドローム」が、太っているという見た目やお腹まわりの数値(腹囲)だけの問題ではないこと、そして"メタボ"の状態があなたの体にとって深刻な問題であることを、これからはもっと知っておいてほしいのです。ここで、メタボリックシンドロームがどのようなことなのか? そして、なぜ怖いのか?をいま一度ご理解いただき、今後の健康管理にお役立ていただければと思います。

また、”メタボ”と”糖尿病&糖尿病予備軍”を解消するには、食事療法が欠かせませんが、いつも「あっさり味」に「量は控え目」のおかずでは、なかなか続かないものですよね。
そこで”低カロリーなのに量がたっぷりある肉料理・うまみやコクのある野菜料理の作り方を紹介します。
また、メタボリックシンドロームは自覚症状が少なく、血圧や血糖値、血清脂質(コレステロールなど)といった検査値は、それほど悪くないことが少なくありません。そのためつい放置してしまいやすいのです。 しかし、メタボリックシンドロームの状態をそのままにしておくと、動脈硬化が年齢相応よりも速く進行します。その結果、心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる病気になったり、その後遺症で不自由な生活を強いられる危険性が高くなります。まずは、生活習慣の見直しから始めましょう。
まづは、メタボリック予防と改善【食事編】・【運動編】・【生活編】を実行しましょう!!

◆メタボ情報

食物繊維 メタボや糖尿病軽減効果も
便秘改善やデトックス(毒排出)効果があることから美容や健康にいいとされる食物繊維。最近では、血糖値のコントロールに欠かすことのできないホルモンや、食欲の抑制効果があるホルモンの分泌を活発にする働きがあることが分かってきた。糖尿病やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の改善に効果があることから、ますます食物繊維が注目されそうだ。

 食物繊維とは、ヒトの消化酵素では消化・吸収されない成分のこと。大きく分けて「水溶性」と「不溶性」の2種類がある。水溶性食物繊維は、粘性があり、水分を吸収して便の量を増やして柔らかくし、腸壁を刺激して腸の運動を盛んにする。そして、腸内の有害物質を包み込んで排出する。果物や海藻、寒天などに多く含まれる。

 不溶性食物繊維は、大腸内の水分と毒素を吸ってふくらみ、腸の排便を促す働きがある。便秘を予防・解消するとともに、腸内環境を整える。穀物やイモ、豆類に多く含まれる。

 食物繊維は、便秘、腸がんなど腸の病気と深くかかわっていることは以前から知られていたが、肥満、高血圧、高コレステロールなどが重なり合って併発するメタボリックシンドロームや糖尿病を軽減する働きもあることが明らかになってきた。

 食べ過ぎ、運動不足、不規則な生活が続くと内臓脂肪がたまる。この内臓脂肪を形成する脂肪細胞からは、さまざまな生理活性物質が分泌される。これには悪玉と善玉があり、悪玉の代表的なホルモンがインスリンの働きを弱めて血糖値を高める「TNF-α」だ。善玉としてはインスリンの働きを高め、血糖値や血圧、中性脂肪を低下させる「アディポネクチン」と呼ばれる物質があげられる。

 これらの生理活性物質は、内臓脂肪が肥大化して脂肪細胞が多い人ほど大量に分泌される。しかも、内臓脂肪が過剰に増加すると、善玉の「アディポネクチン」の分泌量が減ってしまい、血糖値が上がる。

 血糖値の恒常性維持に必要なホルモンとして知られるインスリンは、骨格筋、脂肪組織、肝臓に作用して糖の吸収を促すが、「インスリンの効き具合」が弱くなる症状が現れることがある。糖尿病の予備軍として「食後高血糖」が問題視されることが多いが、これは空腹時の血糖は正常だが、食後に血糖値が健常者のそれを超えるレベルに上昇し、インスリンの効きが悪い状態が誘導される症状だ。

 膵臓(すいぞう)からインスリンが血中に分泌されているにもかかわらず、各臓器のインスリンに対する感受性が低下し、その作用が鈍くなっている状態で「インスリン抵抗性」とも呼ばれる。インスリン抵抗性があると、血糖値が下がりにくくなり、血糖値を正常状態に戻すためにより多くのインスリンが必要となる。この状態が続くと、膵臓のインスリン分泌機能が低下し、血糖値が上昇するために糖尿病を発症する。

 このように、肥満はインスリン分泌のコントロール機能が正常に作動していないことが一因となるわけだ。

 胃の中が空になると、「グレリン」というホルモンの分泌が促進され、食欲が生じる。食べると「GLP-1(グルカゴン様ペプチド1)」「ペプチドYY(PYY)」「コレシストキニン CCK」といった“満腹ホルモン”が増えて、食欲が抑制される。

 小腸から分泌される「GLP-1」は、膵臓のベータ細胞に作用してインスリンを分泌させと同時に、食欲を抑制する作用もある。血糖値を抑えるだけでなく、体重減少などにもつながるとされ、米国などでは糖尿病の治療薬として「GLP-1」をベースとした新薬を治療に使っている。日本では、ノボ ノルディスク ファーマが7月、「GLP-1」と構造がほとんどホルモン治療薬の承認申請を行った。

 注目されるのは、食物繊維が豊富な食事をとることで、「GLP-1」「PYY」などの腸の消化管ホルモンの分泌能力を高め、これがインスリンの放出、食欲の抑制につながっているという研究報告が世界各国で発表されていることだ。食物繊維、とくに水溶性食物繊維が、胃がその内容物を小腸へ送り出すスピードが緩やかになり、栄養素の吸収がゆっくりと進むため、消化管ホルモンのコントロールが乱れにくいとみられる。

 4月に発表された厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、「糖尿病が強く疑われる人」(患者)が約820万人、「糖尿病の可能性を否定できない人」(予備軍)が約1050万人。しかし、実際に通院して治療を受けている人の数は300万人弱と見込まれている。また、40~74歳でみると、男性の2人に1人、女性の5人に1人が、「メタボリックシンドロームが強く疑われる人または予備群」という。運動管理ともに、食事療法として、食物繊維が一段と脚光を浴びそうだ。

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☆ネオの「独り言]
昨夜は近所に開店した”焼き鳥屋”に二女と二女の彼氏と孫・母の5人で行ってきました。
まずは”生ビール”を注文出ていた生ビールを一口飲んで「これってビール!?」と顔を見合わせる。
発泡酒の味がする。
お通しは”生のキャベツ”で驚き!!
BGMは焼き鳥やには合わない”洋楽”、「焼き鳥やには”演歌”でしょう」などと言いながら
たいしておいしくない焼き鳥を食べビール?で流し込む。
発泡酒のよううなビールは一杯でやめ、焼酎にチェンジ!
小一時間くらいで帰って来ました。

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