2007年11月30日金曜日

「昼食弁当・献立表」&「合併症.16」





◆今日は、「栄養士さんが、作った”昼食弁当・591KCal”の「献立表」です。
 (画面をクリックしていただけると、大きく・鮮明にご覧いただけます。
 ストロールバーを上下・左右に動かしてご覧下さい。)

◆今回は”高血糖の治療”についてです。

◆高血糖の治療
 高血糖であれば、すぐ治療しなければなりません。
 高血糖が続くと、糖尿病性合併症を発症するリスクが高くなりますので、
 すぐ医師にご相談ください。
 うまくコントロールしたいという気持ちを伝え、目標に到達するには
 どうすれば良いかを聞いてみてください。

◆治療のポイント 薬の種類や量を変える。
 1.食事療法を厳密にする。
 2.定期的な運動を増やす。
 3.血糖検査を頻繁に行い、その結果に細かく対応する。
 4.1型糖尿病の人に起こるケトアシドーシス

◆ケトアシドーシスは主に1型糖尿病患者さんに起こる深刻な状態です。
 血液中のケトン値が高くなり、体が強い酸性になった状態です。
 ケトンはインスリンが不足すると体脂肪から作られる物質です。
 この状態になると、体は糖を使えないため、燃料として体脂肪を燃焼させます。
 体がケトンを作り始めたときにインスリンを十分に補なわないと、
 次のような状態になる場合もあります。

 1.血糖値が上がり続けます。
 2.ケトンが血液中にたまり、体の組織が強い酸性になります。
 3.細胞が損傷を受け、重大な病気や時によっては死を招く可能性もあります。

◆ケトアシドーシスは、特にかぜやインフルエンザなどの感染症にかかっている時や、
 強いストレス下にある時に、急激に発症します。
 こんな時は1日に何度も血糖値と尿ケトン体を検査することが大切です。

◆ケトアシドーシスの症状
 ケトアシドーシスが起こっているのを知らせる警告サインがあります。
 無視してはいけません。
 次のような場合は、血糖値と尿ケトン体を検査するか、
 直ちに医師を受診してください。

 1.普段より空腹と喉の渇きを感じる。
 2.尿の回数が多くなった。
 3.吐いたり、胃がむかむかする。
 4.胃やおなかが痛い。
 5.息が果物の匂いがする。
 6.呼吸が苦しい。
 7.熱がある。

◆ケトアシドーシスの治療
 自分では治療できません。血糖値が250 mg/dlを超え、かつ尿に
 ケトン体が出ていればすぐに医師に連絡して、指示に従ってください。
 医師に連絡できない場合は、すぐに救急車を呼んで専門医の診察を受けましょう。

◆以上でわかるように、糖尿病は「医師」のアドバイスに
 従いながら、あなた自身もできるだけ
 糖尿病への知識を高めて、体調を良い方向にもっていきましょう。
 将来、合併症が起こるリスクを少しでも減らすためにも、
 この”ブログ”” 病院の栄養士さんが作った”「献立表」
 (レシピ)を活用して糖尿病・【メタボリック症候群】の
 「予防・改善」「ダイエット」に御役立て下さい。

◆次回は”糖尿病の日常的ケアのポイント”についてです。

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☆ネオの「独り言」
 今月も今日で終わりですね。
 来月から、またガソリン・灯油が値上がりせるそうです。
 スタッドレスタイヤも、新しいのと交換しないといけないし、
 年末は”お金”がかかりそう・・・

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